2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今年130冊目読了。BBCでドキュメンタリーを手がけてから数学系の書籍を何冊も出している筆者が、ロゼッタストーンから量子暗号まで、古今東西の暗号と暗号解読の歴史と今後を概観する一冊。 ハードカバー450ページ以上という分厚さにひるんだが、読んでみる…
今年129冊目読了。歴史小説を得意とするベストセラー作家が、漢王朝の中興の祖である劉邦を軸とした群像劇を描き出す一冊。 三谷宏治が薦めていた本なので読んでみた。確かに、劉邦という人を斬るだけでなく、いろいろな関わった人々から歴史は斬ることがで…
今年128冊目読了。日本リクルートセンター出身で作家である筆者と、日本リクルートセンターからリクルートスタッフィング監査役などを務めた筆者が、稀代の起業家・江副浩正の実像に迫る一冊。 正直、リクルート事件のイメージが強すぎるのだが、リクルート…
今年127冊目読了。ハーバードビジネススクール教授と、心理学者の筆者が、「95%の人が見過ごす『小さな進捗』の力」に着目した一冊。 インナーワークライフなどという謎の言葉を使って、色々と同じことを違った角度から何度も切り刻むような本。主張は、そ…
今年126冊目読了。東北大学加齢医学研究所教授の筆者が、脳と読書、脳と読み聞かせの関係に迫る一冊。 元々興味のある新書だったが、中身はペラッペラ。筆者がニンテンドーDSの「脳トレ」を監修しているあたりで、あまり深みがないかな、とは思ったが… 結論…
今年125冊目読了。金沢工業大学虎ノ門大学院教授、早稲田大学ビジネススクール客員教授、グロービス経営大学院客員教授を務める筆者が、オリジナル人材になるための読書法を余さず述べる一冊。 なぜ、読書をするのか。「日本人の読書についての問題は、戦略…
今年124冊目読了。ビジネスコンサルタント、著述したの筆者が、「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する一冊。 漫画やイラストが入って、とてもわかりやすく、読みやすい。かなり難解な「認知の限界」の話を、面白く理解できる。 自己矛盾の特徴を「…
今年123冊目読了。国際日本文化研究センター助教の筆者が、中世の有名な陰謀とその原因を述べる説、そして陰謀論の法則を明らかにする一冊。 これは実に興味深い。個別の陰謀に関する読み解きの深さもさることながら、その法則性には唸ってしまう。 そもそも…
今年122冊目読了。社団法人Integral Vision & Practice代表理事の筆者が、発達志向型能力開発のためのインテグラル・アプローチについて読み解き、人の本質的な成長の実現を提唱する一冊。 あまりの分厚さに怖気付き、あまりの難解さに絶望感を覚える。しか…
今年120冊目読了。シリコンバレーのテクノロジー起業家、バイオハッカーにして、ブレットプルーフ360創業者兼CEOの筆者が、世界中の最新研究と膨大なデータをもとに最強テクニックを体系化した一冊。 生きるとは、どういうことか。「権力、お金、セックス。…
今年121冊目読了。和歌山に放課後スクールPETERSOXを立ち上げ「いつでも、どこでも、自分らしく輝ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、現在までに10,000人以上の子どもと大人にライフスキル教育を提供している筆者が、子育てにあたってどのような習慣をつけ…
今年119冊目読了。株式会社アスコム取締役編集局長の筆者が、地味だけど一生役立つ考える技術として「想像以上の答えが見つかる思考法」を提唱する一冊。 なんだか冗談みたいな本のタイトルからして、この「思考法」に則っている。さらりと読める本ではある…
今年118冊目読了。オフィスジオパレント代表にしてサイエンスライターである筆者が、日本初の恐竜全身骨格発掘記として多面的に発掘の背景にある物語を描き出す一冊。 自分の傾向として「実用書だったり、心構えに役立つ本だったりを読みふける」という癖が…
今年117冊目読了。ハーバード大学大学院のリーダーシップ教育プロジェクト主幹の筆者が、リーダーシップの本質は何か?という難題に挑む一冊。 1996年出版ながら、その論説は2021年の今なお全く色褪せることのない切れ味を誇っている。時代を感じるのは、事…
今年116冊目読了。学習院大学教授にして、日本中世絵画史を専攻する筆者が、国宝6点を残した天才画家の生涯をつまびらかにする一冊。 アート・ビギナーズ・コレクションシリーズは本当に引き込まれる。特に雪舟はその人生の数奇さ、長く旅をしながら様々な書…