2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
現在、猛烈な勢いでニュースを席巻している新型コロナウィルス。で、そもそもコロナウィルスって何?と思って調べてみると、単なる風邪ウィルスのことだった。そうなんだ…そして、なぜコロナウィルスって言うの?という疑問についても調べてみると「直径約10…
ねずみの「夢の国」の値上げが発表となった20年1月30日、衝撃のニュースが飛び込んできた。日本を代表する博物館である東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館の3館が、4月1日より常設展(平常展)の料金を値上げすることを発表したのだ。 国立博物…
尊敬する上司には、自分のパターンを打ち砕かれたこともいい思い出だ。そして、その体験がその後の役に立っている。 <ポイント>●殻にこもってやり過ごすのは、相手の話を聞いていない。若かりし頃、自分は困った時には何も考えずに「すみません!」と誠心…
今年14冊目読了。早稲田大学国際教養学部教授と、東京医科大学教授の筆者が、現代においてさらにその意義と存在感を増している哲学者・ニーチェの思想を、漫画を交えながらわかりやすく解説する一冊。 この手の入門書は、つい理解した気になるから、というこ…
かつて、モチベーションは非常に高いが、それに比例して呼出バン バン、鬼のように厳しい部署にいたことがある。そのときに仕えた リーダーが極めて優秀な方だった。 <ポイント>●聞かれる前に、自ら発信する姿勢。今でもそうだろうが、21世紀に入ったばか…
今年13冊目読了。西洋哲学専攻の京都大学名誉教授である筆者が、プラトン哲学の核心をまとめた一冊。 そもそも、哲学の本を読むのは非常に骨が折れる。なかなか、この手の脳味噌の使い方に馴染んでいないからだろう(それはそれで情けない事であり、恥ずかし…
今年12冊目読了。レバノンを代表する週刊誌の責任者にして、パリで発行されるフランス語週刊誌「ジュヌ・アフリク」の論説委員である著者が、十字軍遠征の歴史をアラブ側から見てその経緯と展開、結末までを描き出した一冊。 ぶ厚いハードカバー本だが、これ…
今年11冊目読了。18世紀のパリで活躍した詩人、作家である著者が、スペイン人による南米侵略を告発したラス・カサス神父と、狂言によって人間性を失ったキリスト教徒との対立・葛藤を壮大なスケールで描いたインカ帝国滅亡の物語。 結末がわかっているだけに…
今年10冊目読了。イェール大学で教鞭をとった有名な心理学者である筆者が、自らが実施した「閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況の実験(通称:アイヒマン実験)」の実態と詳細な考察をまとめた一冊。 実験そのものは「被験者が、どこまで…
今年9冊目読了。実際に日本陸軍従軍経験、そして投獄経験がある筆者が、戦争ではなく後方部隊の人間模様を描くことでその実態を暴く小説。 軍事ものでありつつも、一切戦闘描写が登場しない。ひたすら、後方部隊での人間模様に終始する。しかし、それゆえに…
今年8冊目読了。ベルリン工科大学教授の筆者が、ナチスドイツの目指した世界観や組織を多角的に分析した一冊。 文庫本ながら、中身は重厚で、記載も詳細にわたる。何よりも、ナチスだけを悪者にするのではなく「ナチズムの問題は、現代の一般的な、精神的、…
今年7冊目読了。大手出版社勤務を経て作家となった筆者が、仕事と恋愛の狭間で揺れ動く女性の葛藤と、その数奇な運命を、節目節目の手紙と共に織り成していく一冊。 勿論、小説故に「そんなに上手くいくかよ!」という展開がいくつかあるのは仕方ない。他方…
今年6冊目読了。アジア政経学会理事長を務めた筆者が、20世紀の中国共産党とその歩みを総覧した一冊。 新書本なので読みやすく、それでいて主張は明確でわかりやすい。中共の基本的ファクターを革命、近代化、ナショナリズム、国際インパクト、伝統に切り分…
今年5冊目読了。アメリカ心理学会会長を務めた著名な心理学者の著者が、モチベーションとパーソナリティについて書き表した一冊。 マズローといえば「欲求の5段階説(生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求)」で超有名。そして、その理…
現在の職場は、たまたま全体的にパソコンの技術力が低いため、「相対的に」自身のパソコン技能が高い、という評価になっている。ただ、Excelのマクロが組めるわけでもなく、世間の標準には追い付いていないので、まだまだ勉強が必要だと感じている。その気持…
今年4冊目読了。第二次大戦末期、日本海軍の秘密空母である「信濃」を撃沈した米軍潜水艦、アーチャー・フィッシュ号の艦長が、邂逅から撃沈までを両サイドから俯瞰して書き表した一冊。「事実は小説よりも奇なり」というが、実際にこの本を読んでみると、つ…
今年の年末年始は、曜日配列により休みが長かった。こういう時に溜まったメールをどう見るか。昔仕えた厳しい上司の教えを今でも守っている。《ポイント》 ●最新のメールから読め。 その上司から言われたのは「古いメールから時系列に読むんじゃない。事柄は…
今年3冊目読了。ブルガリアの共産党活動家にして、第二次大戦後にブルガリアの首相となった筆者が、1935年の共産主義インタナショナル第七回大会でぶち上げた「反ファシズム統一戦線」についての演説を書き起こした一冊。迸る信念、廻る弁舌、激しい主張。往…
影像の世紀プレミアム最終回は「1964年」。東京オリンピックに向かう当時の映像で、その時代を振り返る中身であり、非常に興味深かった。そこから、考えたこと。●記憶より記録。 ともすると、「あの頃はよかった」と語られがちな高度成長に向かう日本。三丁…
今年2冊目読了。首都大学東京大学院経営学研究科教授の筆者が、組織を学術的な知識の体系を踏まえてその本質から考える一冊。…が。正直、読みにくいし、疲れるし、そのくせ中身が薄い。専門用語をあちこちから切り取ってきて解説しているだけで、どうにも消…
今年1冊目読了。組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループのシニア・クライアント・パートナーにして一橋大学経営管理研究科非常勤講師の筆者が、人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50を書き表した一冊。これは、本当に面…