2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今年18冊目読了。京都市立芸術大学美術学部デザイン科特任講師の哲学者である筆者が、失われた孤独をめぐる冒険を解き明かす一冊。 畏敬する先達が薦めていたので読んでみたら、なるほど非常に納得できる。まさにスマホ時代というのをどう捉えるか、というこ…
今年17冊目読了。国鉄改革の功罪を、コロナ後の社会情勢から振り返る一冊。 コロナ後に輸送量が減ったJR。「採算性と公共性のはざまで、JRはどこへ向かおうとしているのか」という疑問を調べていくこの本は、昭和史が令和にどのように影響をしているのか、と…
今年16冊目読了。東大法学部首席卒業、財務省官僚、弁護士、ハーバード大学ロースクールという一見華やかな経歴を持つ筆者が、「すべての失敗は未来の自分へのプレゼントになる」と、レジリエントに生きることを主張する一冊。 畏友が薦めていたので読んでみ…
今年15冊目読了。調達・購買コンサルタントの筆者が、日本の絶望的なモノ不足と、機能不全に陥った日本企業の惨状を描き出す一冊。 衝撃的なタイトルだけでなく、現実が非常に厳しいことを痛感せざるを得ない。 日本が素晴らしいなどという思い込みは「国内…
今年14冊目読了。朝日新聞記者として日中関係を取材したジャーナリストの筆者が、中国・アジア3万キロを列車で旅して考えたことをまとめた一冊。 鉄道立国・日本。しかし、それは現代アジアからの見方とは大きく乖離していることを痛感せざるを得ない。 筆者…
今年13冊目読了。恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の文筆家が、男たちの「失敗」の構造に迫る一冊。 筆者がいみじくも「自分の残念な部分が浮き彫りになって落ち込んでも、それが自分という人間の現在地なのだと認め、ここから出発するしかない」と言うと…
今年12冊目読了。リーダー育成家にして合同会社ナンバーツーエグゼクティブ・コーチの筆者が、いつも『いい人間関係』をつくることを提唱する一冊。 畏友がお薦めしていた本なので楽しみにしており、期待通りの面白さ。 否定を「『相手の言葉や考え、行動の…
今年11冊目読了。東京大学FoundXディレクターの筆者が、曖昧な思考を明晰にする『深さ・広さ・構造・時間』の4視点と行動法を解き明かしていく一冊。 ついつい適当に仕事をしがちな自分にとっては、これは大きなヒントになるかと思って手にしたが、なるほど…