世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【読了】立花隆「日本共産党の研究(1〜3)」

今年65・66・67冊目読了。ジャーナリストにしてノンフィクション作家である筆者が、厳しい弾圧の下で革命を目指して闘った日本共産党の歴史を紐解き、その本質に迫る全3冊。 戦前の、共産党の成り立ちから何度となく壊滅する様子を描き出すことで、共産党の…

【読了】ピーター・ポメランツェフ「嘘と拡散の世紀」

今年64冊目読了。ウクライナ出身のジャーナリスト兼テレビプロデューサーである筆者が、「われわれ」と「彼ら」の情報戦争について解き明かす一冊。 2019年の著書であり、当時の情報戦争の実態を最前線から伝える本だが、その価値は2022年ウクライナ侵攻が起…

【読了】河合薫「他人の足を引っぱる男たち」

今年63冊目読了。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演後、東京大学大学院医学系研究科に進学した筆者が、ホワイトカラーの”ジジイ化”をうながす「会社員という病」の根源に迫る一冊。 新書だからさらりと読める、と思っていたが…

【読了】左巻健男「身近にあふれる『科学』が3時間でわかる本」

今年62冊目読了。法政大学教職課程センター教授の筆者が、理科が苦手な人向けに「科学っておもしろい!」と思ってもらうことを目指した一冊。 疲れが出ている中で、たまにはライトな本も、と思って手にしてみた。そして、これはなるほど「知らなくても生きて…

【読了】大平哲也「感情を"毒"にしないコツ」

今年61冊目読了。福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授の筆者が、心と体の免疫力を高める1日5分の習慣を提唱する一冊。 コロナ禍において、様々なストレスが加速度的に強くなっている。そんな中で、東日本大震災後の福島県での状況を踏まえた提言なので、…

【読了】リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」

今年60冊目読了。オックスフォード大学で講師を勤めた英国王立協会、王立文学協会フェローの筆者が、遺伝子の特性とその秘密に迫る一冊。 出口治明がお薦めしているので読んでみたが、なるほど、1976年に記されたとは思えないほどの鋭い洞察に満ちており、と…