2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
我が社は、7月が定期異動。そのため、職場の牽引役たるリーダーにも異動がある。そこから、考えたこと。《ポイント》 ●リーダーは、自分を出しても、リアルなフィードバックが少ない。 リーダーは、「立場(≒人事権)」を持っている。そのため、周りのメンバ…
今年65冊目読了。SHOWROOM社長の筆者が、いま最も注目される起業家による渾身のメモ術を書き記した一冊。〈お薦め対象〉 自分らしく人生を生きたいすべての人 〈お薦め度(5段階評価)〉 ★★★★★ 〈実用度(5段階評価)〉 ★★☆☆☆自分の問いは3つ。 『なぜメモ…
今年64冊目読了。ロシアの文学家としては異例の短編小説・戯曲に活躍の場を求めた鬼才が、生きていくことの悲劇を描いた戯曲二編を収めた一冊。 期せずして「文学中年」として小説を読み進めている身としては、今まで何冊も「いや、こりゃ読むタイミングが遅…
今年63冊目読了。このタイトルを知らないものはいないといってもよい、冒険小説不朽の名作。「不遇により無人島に漂着し、そこで生き延びた男の物語」程度だと思っていたが、さにあらず。主人公、そもそも人生の選択において、いちいち控えめに言って「クズ…
今年62冊目読了。フランスの作家であり飛行家の筆者が、第二次大戦下でドイツと戦うフランスの偵察飛行を描き、そこから感じたさまざまなことを記した一冊。これは、現代社会においても必読書だ。最初のうちは、ナチスドイツに対して地滑り的崩壊をきたして…
かねてより大ファンである「映像の世紀」。「新・映像の世紀」も面白かったが、さらにその二つをテーマで組み合わせる「映像の世紀プレミアム」。これがまた面白い。隠された秘話を映像で解き明かしていくというアプローチがワクワクする。そこから、感じた…
今年61冊目読了。ギリシャ生まれのイギリス育ちにして、大の日本ひいきの著者の不朽の名作。 あらすじはなんとなく知っているものが多いが、改めて読んでみると「へぇ、耳なし芳一って、こんなディテールだったのか」と気付かされたり「え、このストーリーの…
今年60冊目読了。フランスの誇る名作家が、死刑囚が自らの最後の日を迎えるまでの内面の揺らぎと不条理との向き合いを描き出した一冊。序文、「ある悲劇をめぐる喜劇」をあわせて読むと、筆者の死刑廃止への強烈な主張を受け止めることができる。しかも、あ…
藤田美術館所蔵、彩牋墨書、平安時代。 平安時代の歌人、藤原公任が編んだ私撰の和歌集。春、夏、秋、冬、恋、雑の6つの部立で101首を収める。平安後期のもので、ゆるやかな筆致のかな文字が特徴的。 古写本とはいえ、歴史を感じさせる芸術的な文字の流麗な…
今年59冊目読了。立教大学経営学部教授の筆者が、人と組織の持続的成長に資するソリューションを提供する研究所と共に「明日からどう働くか、どう働いてもらうのか」を提言する一冊。〈お薦め対象〉 残業に疲弊するすべての人、組織のリーダーシップをとる立…
今日は休み、息子は半日で帰ってくる。暑いし、手間なく済ませたいし…となると、これだな。<昼食> ・梅しそツナそうめん ・卵とブロッコリー茎のスープ 所要20分。そうめんの味付けは、梅干しとツナが主張するのを調和するために、しょうゆとごま油、だし…
過日、学生時代の先輩と、意見交換した。そこから、感じたこと。〈艱難、汝を玉にする。〉 卒業して20年以上。当然、順風満帆なわけもなく、むしろ谷あり谷あり。「なぜうまくいかないのか?」に悩み続けたことを話し合った(これとて、話せば簡単だが、当然…
今年58冊目読了。2015年度から始まった「日本遺産」の初回登録遺産18を紹介する一冊。「そもそも、日本遺産って何だよ。世界遺産のパクりじゃねぇか」と思っていた。この本を読んでみると、「点在する文化財を一定のテーマの下で、面として一体的にPRする」…
1425年、桁行正面5間、背面7間、梁間8間。檜皮葺の入母屋屋根に千鳥破風を2つ並べた、神社建築唯一の比翼入母屋造。本殿に続く拝殿は、正面1間、側面3間、棟高39尺で、切妻屋根檜皮葺。 吉備津神社は、御祭神は大吉備津彦命。七代孝霊天皇の皇子として、吉…
2日間の本社による監査対応終了。いやぁ、ホントに気疲れした…そこから、感じたこと。《ポイント》 ●日頃の積み上げが大事。 監査準備でどれだけバタバタしても、限界がある。まずは、日々の業務。かつ、淡々とルール通りにこなすのではなく、疑問を確認し…
1328年建立。聖徳太子の開基と伝える浄土寺。丹塗りの多宝塔は、蝶を透かし彫りした蟇股など、装飾性に富んでいる。大きいが釣り合いがとれた建物。多宝塔とは、一重目が正方形、二重目が円形の二重塔のこと。唐の本体が円形なのに正方形の屋根を支えるため…