世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【苦境との付き合い方。】

仕事してれば、一定量、苦境に立たされる事はある。そこと、どう折り合っていくか。《ポイント》 ●物事のマイナス面に目が向く。 仕事のボリュームが多いということは、トラブル確率が同じであれば、単純にトラブル件数は増える。 しかし、トラブル処理は(…

【ミスの連鎖と、偶然から学ぶ。】

ミスの連鎖と、偶然から学ぶ。】ここのところ、仕事を追いかけるのではなく、完全に「仕事に追われている」。ボリュームが、完全にキャパシティを超えている。そうすると、自然と粗さが出てきて、ミスも比例して発生。なんとかせんと。《ポイント》 ●人間の…

【リリーフ自炊、失敗。】

昨日は休み。息子と留守番してると、夕方に嫁から「娘の病院、待ち時間が半端ない。副菜は作ってあるので、メインのエビマヨは作れるか?」との相談。レシピどおり作ってみた。が!!片栗粉がボロボロにこぼれ、フライパンに焦げ付いてしまう。結局、衣なし…

【紙と電子のせめぎ合いから。】

仕事上、時刻表は業務に手放せないところにいる。その状況の中で、中堅世代(アラフォー)で話をしている時に「最近の若い社員は、Yahoo!検索を真っ先にする。どう考えても時刻表のほうが速いのに」と盛り上がっていた。 …実は、このとき、雰囲気、口をつぐ…

【大河ドラマ「西郷どん」を薄っぺらく感じることについて。】

豪華キャストで進行しており、欠かさず観ている2018年大河ドラマ「西郷どん」。しかし、俳優の演技はうまくて楽しめるのだが、どうにもこうにも全体の流れとしては薄っぺらい。ドラマゆえ、時代考証に「演出」が入るのは仕方ない。そうではなく「人間という…

【パワハラ問題と、苦労至上主義の限界。】

もう、競技名を列挙するのも疲れるくらいのスポーツ界にはびこるパワハラ問題。 程度の差はあれ、職場でも起こる可能性はある。《ポイント》 ●「自分の努力、ではなく苦労」と成功を結び付ける指導者。 成功者は、すべからく努力している(ただし、努力した…

【プレ社会人から、何を感じるのか。】

先日、プレ社会人(=大学4年生)と話をする機会があった。向こうは緊張しているし、ほぼほぼ手続き的な話しかしなかったのだが、むしろ、プレ社会人を見た現役社会人の感想のほうに、思うところあり。 《ポイント》 ●プレ社会人に、どのような「キラキラ」…

【読了】大久保幸夫、皆月みゆき「働き方改革 個を活かすマネジメント」

今年58冊目読了。リクルートワークス研究所所長と、産業ソーシャルワーカー協会代表理事の筆者が、働き方改革の真意と今後の展開を書き記した一冊。 〈お薦め対象〉 働き方改革に興味のある人 〈お薦め度(5段階評価)〉 ★★★☆☆ 〈実用度(5段階評価)〉 ★★★☆…

【読了】リチャード・サスカインド、ダニエル・サスカインド「プロフェッショナルの未来」

今年57冊目読了。エジンバラ王立協会フェローで英国主席判事ITアドバイザーと、オックスフォード大学ベリオールカレッジ講師の筆者が、AI、IoT時代に専門家が生き残る方法を書き記した一冊。〈お薦め対象〉 プロフェッショナルである人、その未来に不安や恐…

【防災には、訓練と準備と、それから。】

先日、防火防災管理者の資格を取り、かつ防災訓練も行い、さらには「災害は 忘れた頃に やってくる(伝・寺田寅彦談)」どころか「災害は 忘れる間もなく やってくる」という昨今の状況。そこから、考えてみた。《ポイント》 ●防災訓練は、受け身になりがち…

【違和感を「成長」に繋げ。】

仕事をしていると、誰でも(特に初心者は)感じる「違和感」。あれ、これ、おかしくない??と思うことって、数々ある。そこを、掘り下げてみた。《ポイント》 ●人間は、変化を嫌う。 生物には、須く、自己を維持しようとする「ホメオスタシス」がプログラム…

【読了】松尾睦「経験学習入門」

今年56冊目読了。神戸大学大学院経営学研究科教授の筆者が、職場が生きる・人が育つ方法を書き記した一冊。〈お薦め対象〉 自分、職場の学習に興味があるすべての人 〈お薦め度(5段階評価)〉 ★★★★★ 〈実用度(5段階評価)〉 ★★★★★自分の問いは3つ。 『経…