世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【オンライン飲み会に適したメンバー構成】

 昨日、オンライン飲み会第二弾。今回は、会社の同期3名と4人でやってみた。


<オンライン飲み会の特性>
・双方向で盛り上がれる。
・即時性がある。
・対話のボールが拡散しにくく、話し手が集中しがち。
・場の空気感が掴みにくい。


 ということは、前回のオンライン飲みで感じたこと。で、今回は比較的スムーズにいったし、参加者からは「8割がた満足のいく飲み会が成立している」とのコメントがあったとおり、「あ、これは本来の飲み会とまぁまぁ遜色ないな」と思えた。


 なぜ、そうなったのだろうか。


<オンライン飲み会に適したメンバー>
・人数が4名まで。
 →対話のボールが拡散しにくいため、話し手ばかりが目立ってしまう。しかし、4名程度までであれば、それなりに「聞き役」になりつつも、話し手が適宜メンバーに「話題を振りきれる」人数である。
・以前、同じメンバーで飲んだことがある。
 →「このメンバーだったら、だいたいこいつはこう動く、あいつはこう動く」という前提イメージがある状態でオンライン飲み会をやった感じ。そうすると、場の空気感は「その時のイメージ」を持ち込むことができ、概ねその延長線上でコミュニケーションが取れるので、安心感がある。
・前提条件が比較的近い(または共有しているものがある)。
 →何か話が拡散した時に、共通の人物名や体験などがあると、その話題をフックに話のポイントをより戻すことができる。


 こうしてみると、「年1回程度集まっている同窓会」をオンライン飲み会にすると、かなり満足感が味わえるということになる(まさに、今回は上記条件を満たしたといえる)。


 他方、メンバーの一人が冗談交じりに言っていた「オンライン合コンは極めて難しいだろう」という感想も、上記法則に当て込んでみるとなるほど納得できる(※アラフィフになって、そんな妄想をしている時点でどうか?という議論は措いておくが)。


 たかだか2回のオンライン飲み会で全てがわかるわけでもないが、やはり「体験してみないとわからない世界がある」ということは、間違いないだろう。