世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【ブックカバーチャレンジ:やってみて良かった】

 SNS上で流行しているブックカバーチャレンジ。招待をいただき、やってみた。


目的とルール
●読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する
●本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
●都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする


というもの。


<メリット>
・自分の「軸」を見直すことができる。
 人様に、7冊の本を紹介するとなると、どの本を選ぶのか、は非常に慎重に考えた。そして、その過程を通じて「今の自分を作り上げたのは、どんな本だったのか?」ということを精査することができた。これは、一定の周期で繰り返していきたい。


・過去の書籍の再読につながる。
 どうしても、「新しい本を読みたがる」自分の悪癖があるのだが、その中で、このチャレンジがあったおかげで「じゃ、今、もう一度読んでみるか!」という気持ちになった。これにより、若干の本棚の整理になった(こんなくだらない本をよく取っておいたもんだ…)のも事実だが、前に読んだ本の素晴らしさに再度気づいたり、新たな発見があったり、実によかった。


・ほかの人の「お薦め本」を知ることができる。
 これも大きなメリット。どうしても、自分一人で本を読むと興味が偏ってしまう。自分の興味の範疇ではなくても、友人・知人が薦めてくれるなら読んでみよう、という気持ちが起こるので、この点においても非常によかった。

 


<デメリット>
 ほぼない。むしろ、これはやってみてとても楽しかったし、上記のとおりメリット大。一つあるとすれば
チェーンメール
 これは否めない(お誘いいただいた方は、事前にメッセージで意志確認があったので、これにはあたらないと感じて参加した)。特に、読書はそもそも「いいこと」であるので、断りづらい雰囲気がある。


・読みたい本リストが爆発的に増えてしまう
 ま、メリットでもあるのだが…


というところ。

 


…ということで、
<結論>
・紹介するというチェーンメール感がなければ、ぜひ、やってみてほしい。メリットばかり。


 である。まだの方は、お薦めしたいし、やった方も、3年周期くらいでやってみることをお薦めする。過去の自分との比較で、アップデートを確認できるはずだ。