世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【オンライン読書会、参加してみた。】

 今日は、朝から読書会。名古屋単身赴任時代に、ちょくちょくお邪魔していた老舗の読書会があったが、関東に戻ってきてから、当然ではあるが全然参加できておらず。しかし、コロナ禍によってオンライン開催となったので、参加させていただいた。


<メリット>
●遠隔参加が可能。
 何よりも、これ。名古屋で開催されている読書会に、横浜にいながら参加できるというのは本当にありがたい。まさに、現代の繋がり、オンラインの特性のプラス面であろう。


●参加者層の幅が広くなる。
 以前参加したのは、木曜早朝であり、かつ名古屋駅の喫茶店での開催だった。それが日曜午前中ということもあるのだろうが、「家からでも参加できる」ということで、参加者層が幅広くなったように感じた。


●子供たちも参加できる。
 これは今回の参加者の皆様に感謝しているところ。小4、小1の子供たちも本好きで、ZOOM画像が面白いこともあって乱入したのだが、「本好きの大人は本好きの子供にやさしい」という法則(勝手にそう思っている)のとおり、温かく迎えていただいた。ありがたい。

 


<デメリット>
●本を手に取ることができない。
 読書会では、みんなが本を持ち寄って、軽くパラパラと手に取ってみるころができるのがありがたい。しかし、当然のこと、オンラインだとそれができないのは痛い。


●反応が見えにくい。
 本を紹介している時に、ミュートにするので、反応が見えにくい。ただ、ここは座長さんの「反応は5割増し」というマナーコードのおかげで乗り越えられた。


●対話の盛り上がりが難しい。
 オンライン飲み会と同じではあるが、話し手が複数になるとやはり聞き取りにくい(聖徳太子ではないが、人間の耳と言うのは意外とリアルでは人の話をいくつか聞き分けているものだ)。ただ、飲み会よりも「場の空気感」が落ち着いているので、極度な違和感はなかった。


 参加してみると、読書会はかなりオンラインに馴染む性質であることがわかった(もちろん、座長の方が非常に手慣れていることが大きいが)。やはり、参加、体験してみることは大事だ。


 …それにしても。娘が「絶対に次回も参加する!」と宣言しており、ああ、こうやって21世紀の子供は育っていくのか…と思う。