苦戦中の、簿記二級。先日も「繰延税金資産」と「未払法人税等」の違いが理解できず、苦悶した。そこから、感じたこと。
《ポイント》
●疑問は、だいたい「先人が通った道」。
「これって、どういうこと?」と躓くポイントは、概ね、先人達が勉強して躓いてきた場所。なので、まずは参考書なりを見直すことが大事。参考書は「多くの人が悩むポイントをわかりやすく解説するもの」なのだから。
●疑問への答えは、ネットに転がっている。
問題は、それでもよくわからん!となった場合(今回は「繰延税金資産」の説明で「繰延税金資産は未払い、繰延税金負債は仮払と理解しよう」と書いてあり『それじゃ未払法人税と区別がつかず、答えになってない!』と頭を抱えた)。これには、ネットだ。
《問題の所在》
●検索には、「適正な入力」が必須。
…しかし。ネットで「繰延税金資産 未払法人税 違い」と検索しても、ピッタリくるものはない。この場合、いかに想像力を働かせるかが大事。
ということで、「繰延税金資産 意味」で検索。すると、あるページで「繰延税金資産は、未来に向かって発生するもの」との説明が出てきた。
おぉ、なるほど!!繰延税金資産は、未来支払う可能性のある未払いで、未払法人税は、現在の未払いか!!それで、ストンと落ちた。二つの違いは、時制の違いなんだな。
検索で、ズバリ出てこないときにどうするか。自分の理解が足りないところを特定し、それを補強するような考え方が必要になってくる。検索にも、考える力が必要、ということだ。
自戒の念を込めて。