世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【胃腸の休養】

一人飯は、どうしてもコッテリしがち。かつ、食材のボリューム調整を掴めてなかったので、つい買いすぎて、腐らせないべく、食い過ぎ感ある。

でも、飲み開けの朝食は自分に活を入れること、昼飯は予定を崩したくないことから、相変わらず重め。

余っている人参とジャガイモをシリコンスチーマーにかけ、あとは冷凍した、あるいは残りの食材オンリー。包丁は、水菜を切ったのみ。これで食材が一巡した感じだ。

【朝食】
・カレーライス
・味噌汁
・適当サラダ(ゴマだれ)


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ふと考えると、全部にジャガイモが入っているアホメニューだ…

あわせて、弁当も作る。

【昼食】
・豚肉の卵とじ丼(めんつゆ)
・ふかし芋(つけてみそかけてみそ)
・人参の千切り(焼き肉のたれ)
ミニトマト


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飲み開けで、30分で作れれば、及第点だろう。

明朝は早出だし、胃腸が疲れ気味なので、夕飯はさっぱりさせ、休養日にすることに。シリコンスチーマーで蒸し鶏、あとは山形県名産・「だし」を作る。

【夕食】
・蒸し鶏の棒々鶏風(ゴマだれ)
・だし(めんつゆ)
・豆腐の味噌汁


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みじん切りは、やはり包丁技術の粗さのせいで時間がかかり、45分。でも、まぁ野菜多め、さっぱりメニューができた。

明日は弁当はお休み。

【時短で、仕上げる。】

レンジとシリコンスチーマー、という時短兵器に気付き、今日のチャレンジ。

昨夜、千切りにしていた余剰の人参は蒸して、ゴマだれ和え。その間に、余りある水菜を炒めて、卵とじに。失敗したなぁ。水菜はサラダには手間がかからんが、サラダと卵とじ以外の応用を思いつかず、持て余す。食材の使い勝手、もう少し考えないと。

【朝食】
・水菜の卵とじ、海苔混ぜ(ポン酢)
・人参のゴマだれ和え
・ナスの炒め浸し(今回で完食。奮闘に感謝)
・冷製味噌汁(温めるのが面倒だっただけ)
・白飯




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併せて、弁当も。メインは、冷凍した挽き肉と玉ねぎ炒めをレンチンして、友人(幼稚園お父さんの会会長)おすすめの「つけてみそかけてみそ」で味付け。

【昼食】
・肉味噌丼
・水菜の卵とじ、海苔混ぜ(ポン酢)
・人参のゴマだれ和え
ミニトマト


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朝と同じものがてんこ盛りとはいえ、併せて30分なら及第点かな。

夜は会社の飲み会。余り食材の運用を考えないと…

【レンジとシリコンスチーマー】

朝は、弁当作りもあるので大変(改めて、嫁の苦労を思い知る)。

そして、昨日のカレーライスを作るときに、貧乏性のせいで、人参とジャガイモをバラでなく袋買いしてしまった。腐らせたら元も子もないのに…

しかも、水菜も余っている。やれやれ。

ということで、人参とジャガイモは千切りにしてシリコンスチーマーで蒸し、活用。

【朝食】
・水菜とジャガイモのスクランブルエッグ、トマト添え
・ナスの炒め浸し(使い回し)
・白飯


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野菜に手間取り、45分もかかってしまった…

そして、その野菜を活用し、昼の弁当。

【昼食】
・豚バラと人参の丼(焼き肉のたれ)
・ナスの炒め浸し(使い回し)
ミニトマト


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これは15分でできた。見栄えはともかく、これなら(手間と成果の割り切りとして)合格点。

夕食は、昨日、予め作っておいた「挽き肉と玉ねぎ炒め(味付けなしで冷凍した)」を、豆腐とレンチン。味噌汁用のジャガイモも、面倒なのでシリコンスチーマーで蒸した。

【夕食】
・なんちゃってマーボー豆腐(焼き肉のたれ)
・水菜と人参のサラダ(ゴマだれ)
・ナスの炒め浸し(四連投)
・ジャガイモの味噌汁


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冷凍のおかげ、だが、30分なら上々。レンジとシリコンスチーマーの活用から、まずは時短をしたいところ。

【調味料四天王】

自炊にあたり、悩ましいのが味付け。レシピ通りにしようとすると、とんでもない種類の調味料が必要になり、使わずに無駄にしてしまう。

だいたい、分量をいちいち計るのも面倒くさい。となると、どうすればいいか…

嫁の助言もあり、かつ「ドレッシングや、タレをいちいち計量することはないな」という考えに基づいて、
・ゴマだれ
・ポン酢
・つゆの素
・焼き肉のたれ


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を基軸の「調味料四天王」と位置付けた。これを使い回すことで、飽きずに、それなりに食えればなぁ。

そして、実際に、適当に作ってみた(レシピは一切閲覧せず)。
・カレーライス
・ナスの揚げ浸し(めんつゆ)
・水菜のサラダ(ポン酢)
・冷や奴(ゴマだれ)


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と、すでに、四天王のうち三名(?)が登場。

それにしても、別に用意した食材があったとはいえ、二時間はかかりすぎた。平日には無理。時短、手抜きも、考えていこう。

【チャレンジ:男一人の自炊飯】

単身赴任、開始。健康面、金銭面の双方から、自炊にチャレンジすることに。

しかし、自炊はなかなか難しい。嫁の手解きもあり、何とか包丁とフライパンは使えるが、普通の料理とは違った制約がある。
・仕事で疲れてても、続けられる(面倒でない)
・食材、調味料を無駄にしない(基本、使い回し)
・次に繋がるものを作る(これも、使い回しのため)

…と考えると、やはり「本、レシピのとおり作る」のは現実的でない。

勿論、旨いに越したことはないし、本式のものを食べたい。しかし、それは二の次。正しい料理より、違ってもそれなりで、使い回しが利くほうがよい。

無理なく、長持ち。それを目指して、やってみよう。

来訪:韮山反射炉

世界遺産明治日本の産業革命遺産」:韮山反射炉

代休で、韮山反射炉に行ってきた。新幹線で三島まで行き、そこから伊豆箱根鉄道伊豆長岡まで。

徒歩15分ほど、長閑な風景を眺めながら歩くと、反射炉が屹立している。

世界遺産になったからだろう、しっかりとした展示物にパンフレット。

実は、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産23の位置関係がよくわかっていなかったのだが、パンフレットの図表で一発で理解できた。なるほど、そういうことか。


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そして、何故「反射炉」と言うのか?もわかっていなかったが、「熱や炎を炉内で反射させ、一点に集中させることで銑鉄を溶かす」とのこと。なるほどなぁ。

実物は、なかなか巨大。これだけの遺構が今に残っていることが凄い。


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平日であったが、なかなかの人出。勿論、保全を考えると色々あろうが、「まず、人の関心を集める」ということが大事なのだろう。実際、自分も世界遺産でなければ来訪しなかったわけだし。


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やっぱり、世界遺産は面白い。

【八萬大蔵経の納められた伽倻山海印寺】

〈ここが凄い!〉
現存最古の大蔵経版木が眠る古刹
〈お薦め度(5段階評価)〉
★★★☆☆
版木の持つ意味合いがわかっていないと、なかなか凄さが理解できない。
〈アクセス(5段階評価)〉
★★★★★
日本からソウルまで飛行機で2時間。KTX韓国新幹線)で東大邱まで2時間、そこからバスで1時間半。
保有国〉
大韓民国
〈登録年〉
1995年
〈登録基準〉
ⅳ:人類の歴史上において代表的な段階を示す、建築様式、建築技術または科学技術の総合発展段階、もしくは景観の遺産。

ⅵ:人類の歴史上の出来事や伝統、宗教、芸術などと強く結びつく遺産。

〈概要〉
●国難克服を発願した版木
 高麗時代に、モンゴル軍侵攻を仏力で撃退しようと祈願して8万枚以上が1236年から16年もかけて作られた。版木1枚の大きさは縦24cm、横69cm、厚さ3.8cm。全面に薄く漆が塗られている。

●木版保存用の蔵経板庫
 1488年に建てられた木版保存用の建造物で、床には板を敷かず木炭と石灰・塩を重ねた土間になっており、湿度調節が行える。建物は角材を横に重ねた外壁の校倉造りで、風通しがよい。

〈課題〉
・気候変化に伴う版木の保存状態の変化

〈参考図書〉
旗田巍「元寇
副題の「蒙古帝国の内部事情」のとおり、元の猛威を落ち着いて分析するとともに、それに対して唯々諾々と従ったわけではない高麗の権謀術数(最終的には元に従うが)を記した異色の書。
これを読むと、当時の蒙古の凄まじさ、いわゆるパラダイムシフトの波を感じられる。また、歴史は日本から観るだけでは感覚が異なる、ということを教えてくれる。

〈行ってみた感想〉
とにかく、山深い寺であった。ソウルからKTXに乗り、東大邱へ、そしてそこからバス。入口からは、ひたすら登山道のごとし。登れど登れど…という感じ。ようやくたどり着いたが、「ここが世界遺産なのか?」という感は否めない。
しかし、こんな山奥で、国難回避を(多大な国費を投入して)祈らざるを得ないということは何なのか?ということは、感じた。
今は、世界遺産でなかりせば、静謐なる寺院。それが、こうして観光客に晒されるのも因果なものだ…と感じずにはいられなかった。