世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【新天地、一週間。】

新天地で5日間勤務した。久々に、酒も飲んでないのに、倒れ込むように寝床に入った。いやはや、経験のない仕事はパワー使う…

《ポイント》
●知識がない故、仕事に圧倒される。
 人間の脳は、未知の環境にストレスを感じる。色々説明されて、既存の知識と繋ぎ合わせることができれば、安心できる。
 しかしながら、今、自分の置かれている状況は、今までの知識とかけ離れており、理解の手掛かりすら得られていない。よって、仕事に圧倒され、疲弊する。

●手順が自動化されておらず、無駄が多い。
 仕事は、先読みとリズムで効率化できる、と思っている。あらかじめ「こうなるだろう」と予測を立て、それに基づいて流れを作り、リズムよく推進する。これができれば、少ない労力で大きな成果が得られる(←料理なんて、その最たるもの、かもしれない)。
 しかし、当然、まだそんなレベルに達していないので、無駄に考えたり動いたり、が多すぎる。結果、同じ成果を得るのに、凄まじい労力を費やさねばならない。

《問題の所在》
●慣れないといけないが、慣れすぎても流される。
 結局、慣れるには「数をこなす」しかない。ただ、同じ「数をこなす」にしても、漫然と手順を追うのでは、フォームは固まるが、異常時に対応できない。慣れすぎないように、頭を使い、変えるべきは変える提言をする。それをやらんと、人間が仕事している意味がない。

 うーん、こうやって言語化すると、モヤモヤした「巨大な不安」の暴走を言語というラベルで封印できる。いかに、人間の脳が不安に弱いか、ということだなぁ…

…ま、思考整理もできず、読書すら停滞している現状を、何とかする。そこから、始めよう。

自戒の念を込めて。