昨日は、職場が新体制となり、そのキックオフの懇親会。そこで、感じたこと。
《ポイント》
●職場とは全く違ったエネルギー。
職場では、みんな真面目で、誠心誠意仕事に向き合っている。でも、真面目故に疲労感も漂っている。
他方、懇親会では、若手の多い職場でもあり、エネルギッシュな楽しみ方。このポジティブな空気感は、全く違う。
●みんな「わかってもらい、その上で、わかりたい」。
人間は社会的動物であり、自己受容を強く渇望する。だから、相手のことをわかろうとするより、まず「自分のことをわかってほしい」を優先する。それが満たされて、ようやく他の人に目を向けることができる、というパターンに陥りがち。お互いにそう考えていれば、いつまでも自己受容が満たされる事はないのだが…
《問題の所在》
●メンバーのエネルギーを、組織が生かしきれているのか。
良くも悪くも、真面目さは組織の行動様式として染み込んでいる(『組織文化』とも言える)。そこに、みんなキャラクターを合わせて、本来の伸びやかなエネルギーを押し込めている事が、窮屈さに繋がっているのではないか。
数値目標を達成することでしか自己肯定されないのでは、あまりに寂しすぎるし、何より数値化により「人をモノ扱いしている」ので、モチベーションが上がりようもないのでは?
森田英一氏の名著「こんなに働いているのに なぜ会社は良くならないのか?」が提示した状況に陥っていないか。そこを、見極める必要がある。
自戒の念を込めて。