相生は、(失礼ながら)何もないところなので、起きて準備したら、そそくさと出掛ける。素泊まりプランなので、飯すら食わず。残念ながら、これといった印象は何もない。それが、正直なところ。二度と来ないだろうな…
目的地は姫路駅。相生駅から30分もかからないので、便利だ。そして、駅が一気に都会になる(笑)。
今日の朝食は、ホームの駅そば。実は、ここ、知る人ぞ知る「旨いそば」なのである。独特なのは、麺。なんと、かんすいを使っており、要するにラーメンが和風つゆに浸かっている、という感じなのである。まぁ、旨けりゃ何でもアリだ。実際、食ってみると意外といける。いかに、普段の料理の組み合わせは思い込みにとらわれているか、がよくわかる。自分でちったぁ料理するようになったからか、この面白みが体感を伴うのは嬉しい。
それにしても、石見銀山で食った蕎麦屋に学ばせたいくらいだ。立ち食い麺がトップ2ってのも、「食貧」だよなぁ。
駅を出ると、遠くに姫路城が見える。これ、総構の外側に駅を作ったからであり、夏の暑さが厳しい中では辛いけど、致し方なし。さぁ、この旅で三つ目の世界遺産に、いざ向かうぞ。