2019-08-10から1日間の記事一覧
藤田美術館所蔵、黒漆塗金銀蒔絵、平安時代。 挟軾とは、肘をかける脇息のこと。奈良の薬師寺の鎮守・休ヶ岡八幡宮伝来とされ、祭神の御料であった可能性もある。 花と蝶を研ぎ出している。文様には奈良時代の遺風が感じられ、平安時代前期の蒔絵の遺例とし…
藤田美術館所蔵、黒漆塗金銀蒔絵、平安時代。 挟軾とは、肘をかける脇息のこと。奈良の薬師寺の鎮守・休ヶ岡八幡宮伝来とされ、祭神の御料であった可能性もある。 花と蝶を研ぎ出している。文様には奈良時代の遺風が感じられ、平安時代前期の蒔絵の遺例とし…