世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【山椒使い。】

嫁から託された山椒をどう使うか。皆様のアドバイスをもとに、今日の飯を。

【朝食】
・ご飯
・ベーコンエッグ
・酢の物
・かき玉スープ


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所要15分。適当に作るには、卵は使える。それなりっぽくなるし、油も引かなくていい(それだけ、ベーコンに油があるということだが)。

弁当は、さらに手抜き。

【昼食】
・豚野菜炒め丼
・ベーコンエッグ
・酢の物


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所要10分。豚野菜炒め丼に、ガンガン山椒をかけたら、かなり旨かった。山椒、まだまだ使えるような気がする。

諸々ある仕事を乗り越え、夜はメンバーの昇格祝い。こういう懇親は、心から嬉しい。本人も喜んでいたし、ここから、改めて!という気持ちになる。

これを励みに、明日からも。

【前乗り飯。】

日曜日、かかりつけの病院に行ってから、名古屋に前乗り。食材すっからかんだったので、スーパーで補強。さぁ、今週も自炊するぞ、という気になる(笑)。

【夕食】
・ご飯
・子持ちししゃも
・豚野菜の味噌炒め
・酢の物
・かき玉スープ


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所要70分。初めて「かき玉」が上手くできた。なるほど、徐々に流し込むんだな。いかに基礎的な事を知らんか、の証左でもあるのだが…。他方、子持ちししゃもを焼くのは、グリルがないので難しい。これまたGoogle先生に聞いてみるかな。

また一週間が始まる。気を引き締めて、頑張ろう。

【仕事の心理学】名刺交換の魔力

今日は、時間外で発生した「仕事の心理学」。
名城大学の産学共同フリースペースに出入りしているのだが、そこの懇親会に於いて、名刺交換により、異業種交流モードとなり、いつものモードと違う雰囲気が作られた(←そして、この状況の片棒担いでたの、ワタクシ)。完全に「男社会の縮図」。フリースペース、もっとフランクな場なんだけどな。

そこから、考えてみた。

《ポイント》
●名刺による「評価の固着」
女性は、コミュニケーションが得意。ともすれば散漫になる(=解決策まで辿り着かない)という点はあるが、対話を通じて相手の評価を練り込んでいく、というセンスには長けている。
他方、男性は、解決策一直線!のコミュニケーションは得意だが、対話で相手の評価を練り込んでいくことは苦手。何故って、自分にしか興味がないから(爆)。
そんな男性にとって、名刺は「この人はこういう人」と、お手軽に評価を固着できる手段。

●お互いのポジショニングのお手軽(≒手抜き)な確定
男性は、年次を含めて肩書きを確認するのが大好き。それは、自分が相手より上か下か、ポジショニングに迷うから。女性は、割とすんなりコミュニケーション取れるのだが、男性は、上下関係に規定されるので、そこを明確にしてからでないとコミュニケーションを取れないという癖がある。
名刺は、それを簡単に明示してくれるので、ここまで「お手軽ツール」として一般化したのだろう。

《問題の所在》
・コミュニケーションが苦手な「男」の手抜きシステム
コミュニケーションの基本は「相手を見る」こと。相手に適合しないことを言っても、鐚一文伝わらない。
そして、先天的にコミュニケーションが苦手な男性にとって、名刺というのは「観察という面倒がなくても、相手の肩書きによって上下関係の評価が固められる」手抜きが赦される。だから、これだけ名刺交換が好きなのだろう。付言すれば、「有名人や偉い人と名刺交換したがる」のは、「こんな有名人と名刺交換できる、俺」に満足するツールだけであり、自分の成長には欠片も寄与していないことに気付けない不毛な行動。

でも、今後は副業・複業が当たり前になり、特定の「名刺の肩書き」で自身を固着・表現できる時代は終わる。今後は、「名刺の肩書きを高める」ではなく、「名刺の枚数を増やす」、もっと言えば「名刺なくても自分を表現できる(名刺に頼らざるを得ない人間は貧者)」という時代になるのかも。そうなると、「独自性のある」自分を鍛えるしかない。

自戒の念を込めて。

【雑な自炊。】

金曜日。ようやく家に帰れる…特に、今週は日曜日に出勤だったから、なおのこと。

【朝食】
・お茶漬け
・ポトフ
・トマトサラダ


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所要10分。食材消費で、こんなもんだ。

昼は、友人との会食、夜は絶対信頼を置く会社の朋友との意見交換。対話を通じてみると、自分はやはり自分のことが見えてない…でも、出向者の身で、ここまでフランクにプロパーの(しかも優秀な)メンバーと語り合えることに、深謝。

自炊は雑でも、交流はめっさ深かった。この仲間の思いを胸に、来週も頑張ろう。

【仕事の心理学】他職場の見え面

昼食を出先で食っていたときに、他職場の話に。

「あの職場は連携が出来てない」「本来はこうあるべきだが、そうなってない」等々、「岡目八目」と言えば聞こえはいいが、他職場に対しての評価って、概ね低くなりがち。聞いてて思ったのは「ホントかな?」ということ。

《ポイント》
●内部事情は、部外者には見えない。
傍から見て不合理と思われる行動を取る組織は(個人でもそうなのだが)、何かしら、制約条件を抱えている事が多い。それが組織のミッション達成から見ると明らかにおかしくても、「日々のルーティン運用」においては、何らかの合理性が(意識してか無意識かは別として)ある。そこを見ずして議論しても「非現実的」。

●「あるべき」論は、「自分の」あるべきで、普遍的ではない。
立場が強い人ほどよく使う「こうあるべき」。でも、それって、みんなの共通認識か?と考えると、実際はそうでもないことが多い。あくまで自分の理想でしかなく、となると、100人いれば100通りの理想がある。特に、20世紀高度成長期のように、猫も杓子も同じように…というライフスタイルではない以上、乖離はどんどん大きくなっていく。
自分の理想と現実のギャップを、立場が強い人は「あるべき」と語り、立場が弱い人は「不満」として漏らす。どこの職場も然り、である。
言わんや、部外者が他職場に自分の理想を当て込むなんて、何にもならない。

《問題の所在》
「頭の上の蠅を追え」状態であること。外部から他職場の評論をするのは無責任だし、制約条件も(細かくは)わからないので、言いたい放題となってしまう。
でも、他職場の人がいない状態で、自分達の見解を投げ合っても、物事は一ミリも進まない。それなら、その時間を自職場の振り返りに使った方が、よほど生産性がある。

ただ、「他職場の人がそこにいる」かつ「相手の言葉に耳を傾ける」なら、話は別。「自分の知らない話が入ってくる(情報が多面的になる)」と、自分の視野の歪みを是正できるし、相手にとっても「そう見えているのか!」と気づきに繋がる。
とはいえ、相手からすると「批判に身をさらす」事になる(かつ、自分も反撃の批判を受けることになる)ので、心理的安全が保たれることが前提条件である。

自分を見ずに、人の批判をするのは簡単。でもそれは、とりもなおさず、自分も批判されているという事。そして、その状態は何も生み出さない。そこに気付かないと。

自戒の念を込めて。

【わちゃわちゃ移動自炊。】

朝から会議のために東京へ。飛び地で勤務していると、こういう面倒さがついて回るが、まぁ仕方ない。こういう時は、あり合わせが有効。

【朝食】
・卵かけご飯
・生姜焼き
・ポトフ


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所要10分。盛り付けとレンチンのみ。こういう手抜きは、だいぶ覚えたな。

昼は、出先で食って、そこからとって返してまた名古屋で仕事。何だかなぁ…

繁忙期が過ぎ、定時退社できたので、連日となる名古屋フューチャーセンターへ。多少は近隣のナゴヤドームが気になるが(松坂の初先発。思えば、2006年の松坂の最終先発の千葉マリン、見に行ったなぁ)、このイベントが楽しすぎて、松坂、どっか行ってた(笑)。凄い人と話をすると、凄い世界が見えるなぁ…

刺激と、面白いこと。21世紀は、これだな、と確信する。頑張ろう。

【築地が世界遺産?】

久々の「ライフワーク」世界遺産ネタが、これでは哀しいのだが…

小池百合子東京都知事が、「築地市場世界遺産に」と画策している、とのニュースが飛び込んできた。希望の党民進党の連携で国政に失敗し、その後、ネタがない小池知事。何か、飛び道具が欲しいのはわかる。

しかし、だからといって、築地を世界遺産、というのは無理がありすぎる。不勉強極まりない。そもそも、世界遺産とは、顕著な普遍的価値(人類全体にとって現在だけでなく将来世代にも共通した重要性を持つ)がなければならない。築地に、それがあるのか?

因みに、顕著な普遍的価値(世界遺産オタク界隈では「Outstanding Universal Value」、略して「OUV」と言います)、基準が10(文化遺産が6,自然遺産が4)ある。築地が自然遺産である訳がないので、文化遺産の基準を見てみよう(便宜上、めっさ簡略化している)。
1)人類の創造的資質や人間の才能
2)文化の価値観の交流
3)文化的伝統や文明の存在に関する証拠
4)建築様式や建築技術、科学技術の発展段階
5)独特の伝統的集落や、人類と環境の交流
6)人類の歴史上の出来事や伝統、宗教、芸術などと強く結びつく

…どれを見ても、築地市場が当てはまるものはない。どんな不勉強な事務方が吹き込んだか知らんが、こんなトンデモネタを真面目に小池知事が検討しているとすれば、幻滅しかない。

「学びてのち、言を発する」。この姿勢が、大事だと感じる。自戒の念を込めて。