世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【読みたい本リストのコロナ太り。】

 コロナ禍で、様々なものが今までとは違う流れになってしまっている。読書も、その流れになっている一つ。


 …で、コロナ禍によって、Evernoteメモに記している「読みたい本リスト」が119冊(!)と、過去最高を更新してしまった。


<インプット>
・ブックカバーチャレンジ
 →自分のブックカバーチャレンジは、リストを増やさない。しかし、他者のブックカバーチャレンジを見ているだけで、また、知人友人が紹介している文章を読んでいるだけで「あ、これ、読んでみたい!!」と思わずリストに放り込んでしまう。
・オンライン読書会
 →オンラインで参加させてもらった読書会。自分がお気に入りの本を紹介するのも楽しいが、参加者の方が紹介した本もまた気になる。かつ、読書会だから「なんでお薦めなのか」も、その人が熱を込めて紹介してくれる。…となると、必然的に、読みたい本リストに追加されるわけで。


<アウトプット>
・ブックカバーチャレンジの影響で、再読を行った。
 →確かに、過去の本を再読することは非常に意義深い。他方、何冊読んでも「読みたい本リスト」にはまるで影響を与えない(=全くリストが減らない)。
・図書館休館。
 →これは非常に痛かった。新刊はともかくとして、過去の良書は「まず、図書館で借りてみる(よほど良い本は購入する)」という手法を取っているので、図書館が休館してしまうと、読みたい本リストの消化が全く止まってしまうといってもよい。


 「インプット大量、アウトプット停滞」となってしまったため、そりゃ当然リストは溜まる一方なわけで。いやはや…もともと「リスト積ん読」になっていたのだが、緊急事態宣言で読みたい本リストを消化するどころか、完全に「コロナ太り」してしまった…この読みたい本リスト、解消へのロードマップは全く描けていない…うーむ…


 この解消には、図書館再開というプラス要素はあるものの、かなり意図的に「読書リズム」を整え、自分の身体時計に改めて刻み込む必要がある。とにかく、暇さえあれば本を読む。その意識で構えないと、コロナ太りが解消しないだろうな…三島由紀夫の言を借りるまでもなく、「精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけ」なのだから。