世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

[オンライン飲み会、やってみた。】

今更ながら、zoomを使ってオンライン飲み初参戦。そこから、感じたこと。


<メリット>
・双方向で盛り上がれる。
これを一番感じた。人は、意見や考えを見せ合って、それらを向上させてゆく。そのプロセスとしては十分に機能する。
・即時性がある。
会話はテンポを生む。テキストベースのチャットやLINEでは、なかなかこうはならない。
・表情が見える。
画面越しではあるが、表情が見える、というのは安心感に繋がる。


<デメリット>
・対話のボールが拡散しにくく、話し手が集中しがち。
これも強く感じた。今回は9人だったが、ほぼ「2人のやり取りを、周りが聞く」という状況になった。多分、リアルなら3人が3グループくらいになったんだろうと思う。
・場の空気感が掴みにくい。
表情は見えるが、画面の切り貼りでしかなく、場の雰囲気、空気感はとても掴みにくい。これは、それぞれがリアルにいる場が違うから、ある意味、想定どおり。
・疲れる。
ホント、疲れる。通常の飲み会と異なる意識の回し方をするからだろうな。慣れの問題かもしれないが、意識のアンテナの張り方を変えるのは、結構ハードル高い。


自分の感覚としては「気分転換になるし、対話ができるのはありがたいので、たまにやるならアリ。他方、所詮代替手段に過ぎないので、『いいじゃん、どんどんやろうぜ!』という気持ちには今のところなれない」というところ。


今、人類はとんでもなく刺激に飢えている。幅広い他者との対話は、それを充足させてくれる。
他方、バーチャルはリアルには劣る。リアルとは「別の」付加価値をつけないと、なかなかメインストリームにはならんのだろうな…