過日、学生時代の先輩と、意見交換した。そこから、感じたこと。
〈艱難、汝を玉にする。〉
卒業して20年以上。当然、順風満帆なわけもなく、むしろ谷あり谷あり。「なぜうまくいかないのか?」に悩み続けたことを話し合った(これとて、話せば簡単だが、当然そこに至る日々は本当に大変だったと推察申し上げる。事実、自分もそうだったし)。
しかし。その苦労があるからこそ、今の自分があるわけで、「苦労を乗り越えたものこそ、見える景色」という感覚。それは、やってみなければわからない。
〈今あるものを、大事にする。〉
人生、なかなか思い通りにはいかないもの。そんな時は「自分の人生には、あれが足りない、これが足りない」という気持ちを抱くことが多い。
もちろん、「足りない」を「挑戦」と捉え、「足りないからこそ、自らの努力によってそれを埋めていく(克服していく)」ということは非常に大事であり、それが成長であることは間違いない。
他方、「足りない」を「不満」と捉え「周りが悪い!!」としてしまうと、今ある大事なものすら見えなくなってしまう。
今、自分の手にあるものを大事にしながら、挑戦をし続ける。それこそが、自分の人生において成長し続ける、ということなのだろう。
引き続き、精進しよう。