世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【手順前後に要注意。】

今日は、色々発生した1日だった。そんな中で、職場長へのホウレンソウの際に意識したこと。

《ポイント》
●上司は、聖人君子ではない。
自身が聖人君子ではないので、当然なのだが、上司とて、聖人君子ではない。感情もあるし、自分とは見ているフィールドが違う。
「報告は大事!」と言われても、趣旨さえ外さなければ、「どの順番で報告するか」は、こちらの裁量。

●上司の感情の揺らぎと、それへの切り返しを予測しておく。
そこで大事なのは、やはり「読み」。上司の心理状態を観察して、「良い情報A→悪い情報B」と持っていくか、「悪い情報B→良い情報A」と報告するかを切り替える。
上司がどう反応するか、それにどう切り返すか。それを用意しないと、大炎上を起こしてしまう。

《問題の所在》
●自分の価値観で優先順位をつけてしまう。
つい、自分の抱えている仕事が気になる順番で、報告をしようとしてしまうことは、ままある。
…しかし。上司は、さらに上の視座で仕事をしている。その視座を意識せずに、自分の順番で報告すると、その乖離が上司にストレスを生んで、仕事が円滑に回らなくなる。

「次行程は、お客様」。上司への報告であっても、そう思うことが、円滑な仕事回しへのポイントではなかろうか。

自戒の念を込めて。