突然、想定外のことが降ってくるのは、残念ながら仕事では「あるある」。その時、リーダーがすべき事とは…という観点で、考えてみた。
《ポイント》
●感情に飲まれない。
急な状況変化は、とてもストレスがかかる。しかし、それにいちいち感情的になると「解決策を見出す」というリーダーのミッションを見失う。あくまで、感情の反応はそれとして、横に置いておくことが大事。
●情報は、文書での共有が理想。
口頭伝達は、「言った、言わない」「ニュアンスが違う」など、瞬発力はあっても、情報共有には弱みがある。多少面倒でも、文書。「情報を、文字により固着させる」という特性は、口頭伝達は成し得ないので、コミュニケーションツールの特性を見ながら、こちらを選びたい。
《問題の所在》
●全員が、目先の問題に集中してしまう。
誰もが、悪意なく(いや、むしろ緊急時だからそこ全力で)目先の事象に対応しようとする。でも、それでは「子供のサッカー」の如く、「全員でボールに向かう(≒ゴールを決めるという目的を見失う)」。
リーダーは、そういう時こそ「全体を見て、最適な手立てを構築する」事が求められる。
平時は、誰がリーダーでも同じ。寧ろ、戦時にこそ、リーダーの真価が問われるのだ。
自戒の念を込めて。