今年も、何とか仕事納め。思えば、前半は名古屋事務所の安定稼働に尽力し、そこからまさかの一年人事での東京への異動。後半は、慣れない店頭(といってもバックヤードだけど)業務で七転八倒。
…さて、人間、年を取ると一年が短く感じると言われるが、上記状況により、その体感はまるでゼロ。でも、これ、幸せな事なんだろうな。
《ポイント》
●ワクワクやときめきがあると、時間が長く感じる。
NHK「チコちゃんに叱られる」でも紹介されていた。子供の頃は、見るもの聞くものが新鮮なので感動が多く、そのぶん時間が長く感じられる。他方、大人は新鮮な感動が減るので、一年が短く感じる。
●経験の積み重ねが、一年の体感を薄める。
ジャネーの法則と呼ばれる。年齢と時間の体感は反比例するというもの。身体の新陳代謝が関係するとの指摘もある。
《問題の所在》
●「昨日と同じ今日」の感覚は時間を浪費する。
大人は、何気なく日々を生きるとどうしても刺激が少なくなる。いわゆる惰性に陥らず「少しでも挑戦してみる」「想定外のことが起こっても、嫌々取り組まず、新しいチャレンジとリフレーミングしてみる」事で、刺激を求めていく。そんな小さな取り組みからでも、できるのではなかろうか。
外的要因だけでなく、内面の構えによって一年を充実させる。今年は「外圧頼み」だったので、そこを意識する必要はありそうだ。
自戒の念を込めて。