今年は65冊。もうちょっと読めた気がするな…反省。
今年読んで良かった本は、以下。
1)中原淳、中村和彦「組織開発の探求」
分かり易く、頭が整理される。21世紀の組織を考える上で必読。
2)千葉雅也「勉強の哲学」
勉強する、ということを優れた筆致で描き出す良書。こういう本に出会うと、嬉しくなる。
3)榎本英剛「本当の自分を生きる」
実体験に基づいた、リアルでパワフルな生き方の教科書。その生き様をこう体系化できることが凄い。
4)中原淳「働く大人のための学びの教科書」
学びとは何か、その共通項は何か。実例とともに紹介してくれていて、分かり易い。
5)フレデリック・ラルー「ティール組織」
今年の組織論の本では圧倒的存在感。読むのが大変だが、その価値はある。
ベスト5には入れなかったものの、西野亮廣「革命のファンファーレ」、山口周「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか」、ジェームズ・R・チャイルズ「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」、諸富祥彦「本当の大人になるための心理学」、オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」あたりは強くお勧めしたい本だなぁ(←結局ベストテンだ)。
来年は、中原淳先生の本をしっかり読みつつ、レベルアップしていきたいなぁ。本音は、ここらで歴史小説(→山岡荘八の「徳川家康」とか)をガッツリ読みたい気もするが、心身の余裕ありや否や(苦笑)。ビジネス書は好きだが、小説を読みつけていない、という「なんちゃって読者家」の底の浅さを痛感する次第。いやはや。