世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【死中に活アリ。】

ここんとこ、様々な課題を抱えて立ち往生していた。ようやく、自分の中で焦点が合わせられたが、それまでは迷い、戸惑い、辛かった。そんな体感から。

《ポイント》
●ピンチはチャンス。
課題や覚えることが多いと、誰でも「これはピンチだ!」と認知する。しかし、それは、他者評価を気にしてのモノ。あくまで自分基準なら「成長するチャンス!」と思える。しかしながら、ミスや叱責で、自信を失う。そんなフローは、山ほど見てきた。

●苦境は、必要なところに来る。
かつて、先輩が、半分冗談、半分本気で言った言葉。「仕事はできる人のところに集まる。酒は飲める人のところに集まる。」
…まぁ、これは笑い話だが、付け加えるならば「苦境は、必要なところに来る」だな。乗り越えられる苦境しか、人生には回ってこない。それにアタックする勇気を持てるか。それが、人生の質を決めるのではなかろうか。


《問題の所在》
●課題を、チャレンジでなく不幸と捉える。
人間は、誰しも、恐怖に弱い。これは、進化の歴史と脳の構造からして、猿時代に「不安を過大評価しないと、取って喰われる」という事実があって、刷り込まれたもの。
…なので。不確定要素は「良くないこと」と捉える。それが、DNAレベルに染み着いている。
しかし。人間は、理性がある。課題を、感覚の赴くままに「不幸」と捉えるのではなく、理性で「チャレンジ」と捉えた方が、絶対、自身の成長に資する。

自戒の念を込めて。