単身赴任で大いなる刺激を貰っている名古屋フューチャーセンター。今回は、二度目の日直なので、世界遺産総論から各論に入って「世界遺産の登録基準7:自然美、景観美」にフォーカス。
大人7人のご参加を賜り、世界遺産≠観光地、ということをお伝えしてから、自然美、景観美を切り口に、世界遺産の保全について語り合いました。また、「今まで行った美しい自然」は、屋久島、オーロラの見えるホワイトホース、九寨溝、ウユニ塩湖、マチュピチュ、西表島、ニューカレドニアなどが出てきて、どれも興味深い。「自然はすぐ飽きる」という意見もあり、盛り上がりました。
しかし、これでは前回から少し各論に入っただけ。後半は、「お客様の行きたいところにマッチした旅先を提案する」という旅行業界の常識を逸脱し、「あなたがどこに行きたいかなんて聞かない。あるヒントをもとに、あなたが訪れるべき世界遺産を提案する」という個別ワーク。言うなれば「世界遺産占い」みたいなもの。
これが、なかなか面白い。ドゥブロヴニク(クロアチア)、エフェソス(トルコ)、バイカル湖(ロシア)、サカテカス(メキシコ)、ゴレ島(セネガル)、ルアンパバーン(ラオス)と、思いつくまま、コメントとともにブッ込ませていただいた。皆様、ご満足いただいたようで、提案させていただいた旅行先だけでなく、コメントに対しても「ほとんど僧侶」「金が取れる」「生涯学習はこれでいける」など、ありがたいフィードバックを頂戴した。
…でも、一番楽しんでたの、ワタクシです(笑)。
かくて、やはり世界遺産はライフワークと感じることのできた日直でした。楽しかった!!
ただ知識を伝えるのはだるいし、さはさりとて、知識なかりせば引き出しが不足するし。バランスを保つためにも、やはり学習と鍛錬は必要だな、と感じました。