世界遺産マイスター/国宝の伝道師Kの「地球に感謝!」

世界遺産検定マイスター、国宝の伝道師保有の読書好き。書籍、世界遺産、国宝という切り口でご案内します。最近は「仕事の心理学」として、様々な事象を心理学的見地から考察しています。

【世界遺産、吉野へ。】

単身赴任3ヶ月。諸々振り返りたいのと、リフレッシュも兼ねて、「本業」世界遺産の旅に出る。

朝5時半起きの行程。疲れが溜まっているのと、一旦3時に目が覚めた(これまた疲れのせいか、最近、夜通し寝ることができない)ので、寝坊しないか不安なまま二度寝

気付いたら、8時18分!いやぁ、やっちまった!!寝過ごした!!仕事じゃないからまだいいけど、今日の予定がどうにもならなくなっちまった!!

…と、いう夢から覚めた5時29分(爆)。いや、こんな漫画みたいな展開、いらんっての。心臓に悪い…外を見ると、なかなか美しい朝ぼらけの光景。冷えた心が癒される。


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名古屋に出て、近鉄で吉野を目指す。「ん?吉野って、世界遺産?」と思われるかもしれないが、実は「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産なのである。

近鉄特急、なかなか快適。ACE22000というリニューアルされた車両なので、コンセントはついてるし(事前にネットで調べたら、近鉄特急にコンセントはない!という情報だったので、車内でブログ書くにはありがたい)、トイレはウォシュレットで姿見があったり(俺には何ら役に立たないが、女性向けとしては大事なのかもしれない)、と、乗ってみないとわからない事はあるもんだ。


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ただ、名古屋から吉野って、遠いんだよな。近鉄特急3本(!)を乗り継いで、所要3時間ではなぁ。大和八木と橿原神宮で乗り換えるとは、面倒な…
と思って、調べてみたら、橿原神宮から吉野までは1067ミリの狭軌(JR在来線と同じ線路幅)なんだな。そりゃ、1435ミリの標準軌(新幹線と同じ線路幅)の近鉄名古屋から橿原神宮までの列車が乗り入れられよう筈もない。納得。やはり、疑問を抱くことにはそれなりの理由がある。腑に落ちて、よかった。

大和八木で乗り換えるは、ビスタカー。二階建て車両で一世を風靡…も、今は昔。古色蒼然たるオンボロ、と感じてしまう。そこまで乗ってきたリニューアル車両が快適だっただけに…


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といっても、乗車時間4分(!)で、橿原神宮に到着。そういや、ここ(橿原神宮)も、世界遺産の暫定リストに登録されている「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産か。でも、世界遺産が増えすぎているという批判もある中では、登録を勝ち取るのは難しいかもしれないなぁ。

吉野までの特急は、なんと二両編成!列車に乗る度、なぜか「これ何両編成?」と聞いてくる子テツの息子(4歳)が喜びそうだな(笑)。でも、JRでも地方では2両編成もあるから、そんな感じか。


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レールの幅が狭いので、当然、車内、シートも狭い。まぁ40分くらいだから問題ないか。ビスタカーと変わらない古めかしさ。

吉野は、本当に山奥。かつ、桜・紅葉の時期でないので、観光客、少ない!まぁ、それもよし。いざ、世界遺産へ。


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